旅 7日目 一真さん 伊勢神宮
僕の親父が戦前、中国の満州鉄道に勤務しておりました。
上司の子供で一真という可愛いい子供がいました。
親父は自分が日本に帰り子供が出来たら一真と言う名前をつけたいと思っていたそうです。
余程可愛かったんでしょう。
日本に引き上げ、長男が生まれたら一真という名前を付けました。僕の兄です。
その方と昨日、四日市で会って来ました。
予定には無かったのですが、ナビの地図で四日市をみた時、通り過ぎる事が出来ず、
記憶にあった店の名前から電話番号を調べ電話しました。
夕方6時に一真さんが経営されている『まっさん』というお店を訪ねました。
『良く来てくれた!』『良く来てくれた!』『良く来てくれた!』と何度もおっしゃって
親父の事をお兄ちゃんと言ってハンカチで目頭を拭ってました。
2次会はスナックで一真さんの大変上手な歌を聴かせていただきました。
83歳とは思えない声量と音程でした。本を出版したりで四日市では大変な著名な方でした。
帰ってから一番に母の報告しなければなりません。
何度も何度も握手をし、抱きしめ合いました。素晴らしい時間でした。
再会を約束して来ました。感謝します。
伊勢神宮に到着