国会の質疑応答を見て


昨日、行きつけの店で久々の美味しい酒を飲んだ。
実は、ある先輩と久々のラグビー談義をしよう!との約束でその店で待っていたのだが来ない。確認したら他の店で盛り上がっていると言う。驚かない。予定通りいかない先輩なのだ。

その後、盛り上がっている店に急襲したが、いつもの『わりわり』だった。6時間飲み続け自宅で就寝したが、朝方寒くて眼を覚ました。掛け布団がベッドから落ちていたのだ。僕の身体が冷凍食品になっていた。鼻水が止まらない。脱水状態になる位止まらない。風邪だ!

2日間ベットで静かにテレビを見ていた。



国会の質疑応答を見ていると情けなくなる。日本人の将来を託している国会議員が足の引っぱりあいが日本人の幸福を阻害している。


自分の知織をひらめかし、相手のミスを誘う。言葉のあげあしどり以外の何ものでもない。党利党略、自己顕示欲、国会議員としての身の保全などが見え隠れし、政治家として大義が見えない。大義の中で行動をしていないのだ。相手の失策誘導型の国会運営である。いじめの大人版だ!


また、挙げ足を取られないように意識するあまり、明確な主張をしない、本音が伝わって来ない答弁。



質問者を刺激しないように気を使う答弁者、このような議員達の手法に多く見られる事なかれ主義が価値観として国民に浸透している事に危惧を感じる。



欧米諸国の植民地支配からのがれ、明治維新を達成した政治化達、戦後復興を達成した政治家に少なくとも事なかれ主義が主流でなかった事は確かである。


各国の政治家のトップがトップセールスとして経済活動に寄与しているが状況に比べ、メデアが紹介していないせいなのか解らないが日本の政治家の経済貢献が我々一般人には見えて来ない。


国会で足の引っ張りあいにエネルギーを傾けている間に尖閣諸島の油田問題、竹島問題、北方などの領土問題がドンドン進行している。


事なかれ主義がゆえに隣国に対し明確に日本の権利を主張が出来ないでいる。


与党野党の政治家が新渡戸稲造の武士道の精神から政治行動を考えていただければ国会が党利党略の議論の場では無く、日本人の生活を守る本来の姿に帰るきっかけになると思う。


それぞれ与野党としての立つ位置が違っても『良い者は良い、悪い者は悪い』と言える政治家であって欲しい。いつまでも前に進まない政治にうんざりだ!