秋工ラグビー復活


(この優勝のイメージを持ち続けながら厳しい練習を繰り返した)

(待ちに待ってたこの瞬間)

ノーサイドと同時に黒澤監督に抱きつく選手達)


苦しみ抜いた3年間、辛かった3年間、我慢の3年間だった。
現役の諸君おめでとう!
八橋ラグビー場に待ちに待っていた後輩達の最高の笑顔があった。


黒澤監督おめでとう!

サポートし続けてくれたコーチングスタッフ

秋工のラグビーは文化だ。だから勝たなければいけないという船木校長

秋工復活に具体的に尽力してくれた熊谷前校長

OB会の充実に尽力してくれた前OB会長淀川氏

毎日、グランドでやきもきしながらグランドで叱咤激励し続けた中野現OB会長、小玉前幹事長、現大友幹事長、

そして応援し続けてくれた太田同窓会会長。佐々木後援会会長、保坂父兄会会長、皆の力で花園出場を勝ち取った。

そして絶対に忘れてならないのが負けて卒業していった3年間の卒業生、そしてその時の父兄会の皆様の思い、更に苦悩し続けた柴田前監督、そして全国でこの吉報を待っていた3万人の同窓生、多くの方々の思いが最後のトライを生んだのだ。



その他沢山の秋工関係者の後押しでこの難産だった花園出場を達成する事が出来た。



口では表せない苦労の連続だった。こんなに花園が遠い所だったとは、、、。秋工にとって初めての経験だった。長い長いトンネルだった。

歴史がありファンが多いがゆえの避難の声『ナントシタナヤ?』『何やってんなや?』がグランドにこだました。何度も何度も悔しい思いで八橋ラグビー場を後にした。



この勝利は秋工にとって価値ある強い秋工復活の狼煙となる。
80年間目標に掛け続けた『全国制覇』を『花園出場』に変えた。辛い苦渋の目標変更だった。ただただ『花園出場』一文字にかけた。
今回負ければ僕はOB会の活動から身を引く覚悟をしていた。



一度弱体化すると復活には莫大なエネルギーが必要となる。ココ数年続いたマイナススパイラル、この一勝がプラススパイラルに変わるような気配を感じる。いや変えなければならないのだ。



沢山のOBの花園の戦士達が現役のこの一勝を見届けようとグランドに集まっていた。県外からも集まってくれていた。
久々の握手の連続だった。久々の祝福の『おめでとう!』の交換だった。新潟から来た大森、東京から北村、仙台育英の丹野監督の顔も見えた。皆ありがとう!



秋工関係者の皆様に心より感謝の気持ちを伝えたいと思います。
この一勝を謙虚にとらえ、秋工復活の足がかりにし、更なる精進を重ねて参ります。


強いチームを追求し続ける秋工ラグビーをよろしくお願い申し上げます。




(頑張ってくれたコーチングスタッフ)
《さきがけonTheWebより》
第89回全国高校ラグビー大会県予選最終日は31日、秋田市の八橋球技場で決勝を行い、秋田工が秋田中央を15?10で下し、4年ぶり53度目の優勝を飾り、62度目の全国大会出場を決めた。

 秋田工は前半に1トライ、1PGなどで先に10点を奪われ、苦しい展開となったが、前半終了間際に1トライ、後半に2トライを奪って逆転し、秋田中央に競り勝った。

 秋田工は全国大会(12月27日〜来年1月7日・近鉄花園ラグビー場ほか)に出場する。

 ▽決勝
秋 田 工 15対10 秋田中央
    ( 5対10)
    (10対0)


下記のアドレスに写真を掲載しました。
http://picasaweb.google.com/akikorob/