いよいよ花園予選(みんなのリビングルームから抜粋)

ican212009-10-15



さきがけ記事


<花園懸けて10校激突・秋田中央、秋田工が軸>
優勝争いは3連覇を狙う秋田中央と、4年ぶりの花園を目指す秋田工が軸になりそうだ。
秋田中央は粘り強く守りながらリズムをつかみ、少ないチャンスを得点につなげる事ができるか。富樫主将がチームをまとめ、貪欲に相手に挑む。
秋田工は一昨年の決勝で秋田中央に敗れた雪辱を期す。今年の全県総体の決勝でも、秋田中央と接戦を展開したが敗退。夏以降の強化でチーム力もアップし、全国大会出場に向けて選手たちも士気を高めている。
このほか、3年ぶりの優勝を見据える秋田高、12年ぶりに花園出場を狙う男鹿工業などの戦いぶりも注目される。

【シード4校の監督から】
<秋田中央・古谷和義監督>
チームの目標は花園3予選連覇。全員が粘り強くディフェンスを頑張リ、少ない好機を確実に得点に結びつけていくのが今年のチームのスタイル。FWはセットプレー、BKは激しく前に出るディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続けたい。主将の富樫を中心に、闘争心あふれるプレーで相手を圧倒し、今年も花園のメーングランドに立つ。
<秋田工・黒澤光弘監督>
全試合、壮絶な戦いになる花園予選では、今までの戦績は度外視している。夏以降の強化でチームは急速に力をつけ、確かな手応えを感じている。4年ぶりの花園目指し、初戦から一つ一つのプレーに魂を込め、勇猛果敢に戦いたい。近年忘れかけている体を張った前に出る激しい「秋工ラグビー」を選手たちに注入する。すべての思いを結集し、大一番に臨む。
<秋田高・近藤周平監督>
スーパールーキーたちの勝負年。春先はチームとしてのバランスの悪さから精彩を欠いたが、夏以降、自分たちの「甘さ」と対峙(たいじ)し、基本プレーの習得に終始した。結果、プレーに芯が通り勢いのある面白いチームに仕上がった。あとは主将である奈良の回復待ちだけである。一戦、一戦、「花園に懸ける思い」を完全燃焼し、3年ぶりの花園出場を果たす。
<男鹿工業・佐々木弘樹監督>
今年のスローガンは「前に出る」。目標をミーティングで設定しその結果の検証を繰り返してきた。ここにきてどのエリアからでも仕掛けができるようになってきている。主将の谷を中心に3年生が体を張ったラグビーを貫き通してほしい。準決勝で対戦が予想される秋田中央戦が一つのヤマである。ここを乗り越え、勢いに乗り,12年ぶりの花園出場を目指す。

※以上、記事原文のままです。