見えないがんを追う『第二報道部オフサイド日記から抜粋』

<今日の工藤進英先生の講演のテーマ「見えないがんを追う」の書籍>

先月、30日に新潮社より発売(秋田県内の書店では近日発売>

今日は秋田市土崎の「公民館まつり」で大腸がんの世界的ゴットハンド工藤進英先生の記念講演が午後1時半から約1時間に渡って行われ、同行しました。

定員は320名で昨日、入場指定整理券を午前中に一人2枚まで配布しましたが、全て埋まり、最後は抽選で入場していただく嬉しい状態でした。演題は「見えないがんを追う」です。開演の1時間ほど前から開場を待って並びはじめておりました。工藤先生は、この日午前中は16名の大腸内視鏡検査を秋田のクリニックでこなし、開演ギリギリに会場入りです。開演時にパソコンとスクリーンとの接続がうまく行かず、やや遅れての開演になってしまいましたが、会場いっぱいの来場者はじっと待っておられました。私達スタッフは内心「このまま、接続が出来ず先生が用意した写真や資料を映せなっかたどうしよう」冷や汗でいっぱいです。スタッフでいろいろやっている内に、偶然にも工藤先生から「大腸がん」の手術を受け、命拾いした方が会場にきており、パソコンの接続を手伝ってくれて無事つながり開演しました。

ユーモアを交えての「大腸がん」に対する思いを語ってくれた1時間でした。

今後、がんのトップになる事が予想される「大腸がん」、本来ならば欧米型の「がん」であり、肉食の食事が原因かとされていたが、以外や日本では北東北(青森、秋田、岩手)が多いという統計がでているのだそうです。これは食生活で味の濃い食事の関係もでありますが、運動不足が影響しているのではないか?とも言います。確かに我々秋田にいると、そこから見える目の前のコンビ二に行くにも歩かず、車で行く実情です。特に女性の方が運動不足が多い様です。東京などへ行くと移動は電車やホームなどで歩く事が田舎より多いことは間違いありませんね。

講演を終えた先生は、クリニックへで待っている十数人の次の大腸内視鏡検査の元へと足早に戻っていきました。

土崎公民館では、このような人数が集まった事は過去には無かったとの事でした。