政治家の生き様

後数日で民主か?自民か?の政権が決まりかけようとしている。テレビの番組で見る政治家の醜態、数年前まで自民党にいて野党と自民の立場で論争していた元自民党の主要閣僚が内部権力闘争で敗れ自民を離れた途端、野党的論理を展開。何をしても自民のする事に反対ののろしを上げる。権力闘争に敗れた怨念としか言えない発言。そこには主権者である国民中心の論理が見えてこない。

ある政治家の知り合いから『政治の世界程嫉妬心が渦巻いている世界は無い』と伺った事が有る。

自分の置かれた立場でころころ変わる発言をする政治家。勘弁してくれと言いたくなる。

自分の置かれた立場ではなく党派関係なく大きな視野で『正しいものは正しい。悪いものは悪い』と言う政治家が増える事を期待している。
屁理屈主張政治は止めて欲しい。


天下りが公然と行われているこの社会、しがらみや利権誘導的国会議員を評価する一部権力者志向の有権者、こんな事を言っているとある友人が『世の中そんなもんだよ!』という投げやりな言葉を放った。
『冗談じゃない!』


明治維新の時に倒幕派佐幕派に別れた時に勝海舟西郷隆盛達が自分の置かれた立場から離れ、国民の立場で行動した事が江戸城無血開城になり日本の発展を早めた事を忘れてはならない。


勝海舟西郷隆盛
「今の幕府は私利私欲に走る役人が威張りかえっている有様。政権を担う力はもはや幕府にはない。今の西洋列強に対抗するには諸藩が対等に話し合い協力する必要がある。挙国一致して臨めば日本の恥にならないように外国と交渉できる」
西郷隆盛はこの言葉に驚いたと言う。幕府内での彼のポジションを考えるとこの発言は大変勇気ある発言だったろう。彼は大局的に行動し、自分の立場を優先しなかったのだ。勝海舟がいたらあの太平洋戦争も起きなかったかもしれない。

 
今の日本に似ているように思う。



ラグビーの世界も同じだ!
学閥だとかリーグ戦だとか対抗戦だとか自分達の立場だけでお互いに主張した結果が関東大学ラグビーの楽しさを半減させている。間違いなくラグビーの発展にブレーキをかけている。
興奮してラグビー界にも飛び火してしまった。


私利私欲で権力抗争している政治家のもとでの国民の幸福は得られない。
今日は苦手な政治の分野の事を書いてしまった。青臭い話でゴメンナサイ。思いつきでスミマセン。