自己嫌悪(記憶喪失)2

今日、親友のバウハウス社長の森川氏が『花と鳥と風と月』に来店してくれた。
彼の顔を見るのは久々だ!週に数回もあっている親友なんで2週間も会っていないと随分会っていないような感じだ。


どっかで飲んで来たと言う。
僕は自己嫌悪以来、酒を控えている。


森川、、、『あれ、何で飲まないの?』

僕、、、、『実は一昨日記憶が飛んで』

森川、、、『年だ!』『年や!』

そう言っている彼は若い頃から頻繁に記憶が飛んでいた。

森川、、、『睡眠不足だば記憶飛ぶよ!』

そういえば飛んだ前日、決算で深夜3時まで苦手なデスクワークをしていたのだ。そうか原因が解った。




彼も若い頃よく徹夜で仕事をしていた。そして連日のようによく飲んだ。そして人生や、仕事を語り明かしたが翌日記憶が飛んでいた。

前日の約束を忘れている事が多かった。そして翌日彼から電話が有りカバンが無いので探してくれと言われ飲み屋を廻った事があった。

ある飲み屋で彼のカバンを見つけたが、その横に僕のカバンも忘れていた事があった。

この2人、どっちもどっちなのだ!




自己嫌悪の夜から僕のスネに5センチ位の傷が有る。『スネに傷を持つ男』なのだ。

若干出血してカサブタになっていたのだ。


カウンターの中にいた『花と鳥と風と月』のイケメンマスターが『2階に上がる時に足を階段の板に思いっきりぶつけた音がしましたよ!』

そうか、このスネの傷は、、、原因が解った。
多分その時の痛みは睡魔との戦いだったに違いない。痛みに睡魔が勝ったのだ!睡魔が麻酔の役目をしてくれたらしい。




もう1人のイケメンの板前さんが「2階でドタっと倒れる音がしてました」


だったら心配して2階に見に来いよ〜〜〜!


そのまま2人はいつ息途絶えるかもしれない不良中年を残し、確認もしないで帰ったと言う。

「薄情者〜〜〜!」


空白の2時間を埋めたい思いと逆に自己嫌悪に遭遇する怖さでまだ後輩の店に電話していない。
後輩よブログ見ていたら『普通でしたよ!』と言ってくれよ、な!お願いだから、、、、。


(翌日も来店してくれた森川、そして奥様)