W杯セブンズに成田秀悦(サントリー)がトップリーグオールスターに佐藤慎之介(横河武蔵野)が選ばれる。

母校の後輩(秋工→法政)二人がW杯セブンズとトップリーグオールスターに選出された。


◉慎之介は千葉県出身、、、、。中学生の時、法政の中村勇三郎先輩から『秋工でラグビーをしたいという中学生がいるから会ってくれ』と連絡が入った。数日後、秋田にお父さんとやって来た。学校で会った。そこにまだあどけない不安そうな中学生がいた。まだまだ可愛い子供だった。
親父さんの後ろでちょこんと挨拶をした。
黒澤監督に紹介し、入学の手続きをとってもらった。プレーも成績も優秀だった。



1年からメンバーに入り当時の伊東真吾コーチに毎日どやされながら成長して行った。
2年3年と相手チームにとっては脅威のフルバックとして中心選手に育って行った。
欠点と言えば長距離走が苦手であった。僕の目にはスタミナが無いと感じていたが実は慢性的な腰痛だったのだ。



卒業時に千葉に帰る前夜、二人で飯を食べに行った。10分置きに腰を伸ばしているのだ。
『どうしたんだ?腰が悪いのか?』『慢性的な腰痛なんです』と答えた。スタミナが無いのではなくひどい腰痛が彼のスタミナを奪っていたのだ。
あれから6年痛みを克服しながらトップリーグオールスターに選ばれたのである。おめでとう!本当に嬉しい。もっと上を目指して頑張って欲しい!


◉成田秀悦、高校時代慎之助の同期のキャップテンだった。先日同期の連中とノーサイドに来ていた。
現在W杯セブンズのジャパンに選ばれてドバイに遠征中である。
慎之助は腰痛との戦いであったが、成田はポジション獲りの戦いだった。



期待されて法政に入学した成田であったが、1学年下に当時の高校ジャパンのスクラムハーフ鳴り物入りでセレクション(勉強会)にきたのだ。
僕もセレコン委員をしており、この時に見た選手は僕の眼にも来年のレギュラーが約束されているような選手だった。ラグビーグランドでラグビースパイクで50メートル走が5秒8、どのポジションもこなすスーパー新人だった。


このショックでこんなにラグビー好きの成田がラグビーを止めようとしたのだ。
しかし、彼はチームメイト達のアドバイスで立ち直り、彼に一度もポジションを明け渡さず法政のラグビーに貢献したのだ。いずれトップリーグで戦う時が来ると思う。レベルの高い戦いになるであろう!楽しみだ!
OB会でもどっちの選手を使った方がいいかいつも議論されていた。



かなりの高いレベルの練習を自分に課したのだろう。可愛い顔をしているが負けん気は半端じゃない。
トップリーグに彼が出てくるとモール、スクラム周辺が緊張する。あの緊張感は彼の魅力だ!サントリーのアタックがリズミカルに動き出す。



ドバイでの活躍祈っている。

母校の先輩として彼らの頑張りに心から敬意を表し、後輩達の見本となれるよう希望している。

お互いに良きライバルとして頑張って欲しい。


※二人とも見たらコメントを書いてくれよ!


二人のお父さん達に一言『飲み過ぎに注意!』


どんなお祝いにも喜ばれます。
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