山彦とコンちゃん(中央高校OB)

秋田中央高校のOBの山彦とコンちゃんがノーサイドのドアを叩いた。彼らは中央高校でラグビー部の同期で今も同じ職場である。

この二人の会話は面白い。
会話のリズムはコンちゃんが〜〜〜〜と話しをすると山彦が否定する、、、。この繰り返しだ。


この二人は中央高校ラグビーで僕の尊敬する内藤先輩の教え子である。
高校時代の厳しい練習や監督が怖くて止められなかったなど高校時代の話に終始した。


コンちゃんは学校で問題を起こした時に恩師から『学校止めるか?ラグビーをするか?どっちかに決めろ!』と言われラグビー部に入ったと言う。乱暴な話だ!一般の人には狂気の世界だがラグビー界にはこの手の話は多い。


コンちゃんは新屋出身で自宅が我家の近所だった。内藤監督から『パスが下手だから教えてやってくれ』と言われ,朝6時半に近くに河川敷に呼び出し朝練習を開始したのだ。もう1人、山下という1学年下の選手も参加させた。


金ちゃんは我家が近かった事が不運だったのだ。


20代で体力が有り余っていた僕はパスだけでなく体力作りも兼ね相撲などもしたような記憶がある。コンちゃんは朝練して登校、授業が終わってからまた練習、、、。毎日キツかっただろうと思う。だから太る暇もなく痩せていた。

それにしてもプレーがあまり伸びなかったような気がする。(冗談、冗談)


あの体力作りが今、消防の仕事で立派に生きている。コンちゃん、感謝してよ〜〜〜!


一方山彦はキャプテンでちょっと大人びた高校生だった。ウィングでスピードのあるフィニッシャーだった。いつも肩を脱臼しながらもキャップテンとして頑張っていた。

県予選で秋田高校に負けた夜に内藤監督に呼ばれ中央高校の残念会に出席した。
その時に山彦が僕のキックのマネをして歓声を浴びていた記憶がある。特徴を掴んでいた。


自分の母校でコーチしていた私だったが、内藤監督の関係でライバル校の中央高校の選手達にも指導させてもらった。

40年経った今でも必死にプレーしていたコンちゃんや山彦の姿を思い出す。

大人になって一緒に杯を交わしながら飲む酒は最高である。また飲ろう!

二人の写真を撮るのを忘れた。後日撮って載せます。