秋工、花園出場決める!



<決勝>10月30日
秋田市八橋球技場
秋田工業24ー17秋田中央



秋工が7点差で逃げ切った。
秋田中央のモールの強さは予想以上のものがあった。
あのモールは秋工のテンポラグビーを半減させた。

しかし、少ないチャンスを点数に結びつけた若い秋工バックスにこの大会での大きな成長が見られた。


予想通り中盤でのペナルティーラインアウトのマイボールミスが苦戦に繋がった。秋工は勝ちはしたがフォワードがモールで押し込める状況を作れなかった事が悔やまれる。


秋工もマイボールを押し込む力あっただけに悔しかったに違いない。正確なスローインとタイミングの合わせ方とマイボール、相手ボールのキャッチャーの使い方の研究が必要と思われる。


しかし、OB会の激励会で言われていた積極的な戦う姿勢は15人全員に見られた。


フォワードの前5人の戦う姿勢はキックオフの時の寺田の積極果敢なキャッチ、相手に絡まれミスはあったものの随所に表れていた。フォワードリーダーとして頑張ってくれた。


フォワードの3列目も早い出足で中央のSOのキックの精度を狂わせていた。またハーフ団のプレーの選択があの4本のトライに繋がった。三浦、佐藤、佐々木、成田の下級生メンバーが果敢に攻めてまた防いだ。自陣や中盤から廻し、バックスのパスミスゼロは賞賛に与えする。

また怪我から復帰したウイングの難波がスピードの違いを見せつけた。



モールで獲られた屈辱の2本をバネにし、花園に向かって強化して欲しい。


勝つことは出来たが、内容的には五分五分だったと思う。だが今日の試合は内容よりも勝つ事が大事だった。


今日の試合が彼等をまた成長させてくれる事を願う。


更に大切な事はこの試合で体験した全ての事をプラス思考で考える事だ。


全国にはまだまだ沢山の大型フォワードのチームがある。相手ボールラインアウトからモールを作られない工夫が必要と感じた。
(例えばペナルティー以外はノータッチラグビーにするとか、、、。当然スタミナが不可欠となる)


強力フォワードの秋田中央高校ラグビー部に敬意を表したいと思う。勝利を信じて最後の最後まで戦い続けたあの姿勢には感動させて頂いた。


まだまだ力不足ではあるが、2ヶ月間精進し、全国のトップレベルで戦えるチームになる事を祈っている。


選手は勿論、学校関係者、父兄会、同窓会、OB会コーチスタッフ、秋工ファンの皆様おめでとうございます。




ABS秋田放送で行われた実況はこのブログを見て下さっている田村アナウンサーと内藤徳男氏でした。無断で写真掲載した事を心からお詫び申し上げます。