先輩達と一杯

東京から法政時代の先輩佐藤鉄三郎氏がやってきた。
数日前、電話があり皆で一杯やりたいからお前の店で集まっていてくれと、、、。

中◯、藤◯、内◯、佐藤、私の5名でキムチ鍋をつついた。

中央、日体、法政のあの時代の秩父宮の勇士達だ!

学生時代の話で盛り上がった。

自己主張の塊のようなメンバーだ。人の話を『そうか』と言わない。『それは違う、それは間違っている』人の話は聞かない。酔えば酔う程自己主張が激しい。段々声が大きくなる。完全に40年前モードに入っている。

僕が2年の時の3年、4年生だ!
(生まれるのがもう2年早ければと、、、。)



尊敬の念がいつの間にか消え論争に火がつく。ほとんどがラグビーの話だ。



息子や従業員が『このオジさん達危ない』という顔をして笑っている。



あの長時間の間、浮いた話は無い。このメンバーじゃあり得ない。無理だ!
『女性からの需要も女性への供給力も既に無い』
俺を除いて!(願望)



その時に九州の同期から電話が入った。同期のフッカーの森とスタンドオフの井口が博多で飲んでいた。井口が得意のカラオケで『♪銭形平次』を歌っている。ここでも法政の不良老人がエネルギッシュにラグビー談義をしていた。


次々に電話を代わり、懐かしむ。



翌朝気がつくと、我家の部屋で不良老人が川の字になって寝ていた。布団は誰が敷いたんだろう?記憶がはっきりしない。
こんなに雑魚寝が似合う人達は居ない。


起きて、市場の定食屋へ、、、。


そして僕の実家の親父の仏壇にお参りに行ってくれた。
学生時代、オフはいつも我家に泊まっていた。

この突然の訪問にお袋が大喜びだった。

そして、解散、長い長い夜だった。