テレビで見た吉兆

朝日放送で吉兆の特集が放映されていた。
あの食文化の本山のような吉兆も経営が崖っぷちで一店閉店を決断したと言う。
私も訪ねた事のある花吉兆の正面が映し出されていた。そして息子が居た調理場も、、、。


社長の徳岡氏が『今までの成功にあぐらをかいていた結果だ』と言い切っていた。
変革は過去を否定しなくては出来ないのだ。


昼ご飯でも10000円だった料理を半額の5000のコースを準備した。
大手企業のビジネスの場であった『吉兆』を一般客の入れる店に変革して行ったと言う。
5億の赤字だった『吉兆』を2億の黒字に変わったのだ。


我が店とは月とスッポンで比較する事がとんでもない事だがお客様に料理で幸せを提供しているのは同じである。
一歩づつ一歩づつお客様の満足度を追求して行きたい。


今月中に2階にゆっくり食事の出来るスペースを準備中である。
過去の成功例、失敗例、生き様を謙虚に反省し、まだまだ力不足ではあるが皆様に更に愛される美味しい料理を提供出来る店を作り上げたい。
そして移転が正しかったという事を証明したい。