高校ラグビー決勝

予想した通りに京都成章を破り東福岡、もう一方は大阪朝鮮を破った桐蔭学院となった。
今年の東福岡は史上最強と言う名にふさわしいチームだ。
どんな相手にも対応出来る強さ、早さ、技術を備えている。高校レベルで見ていてこんなに楽しいラグビーは無い。
下級生であってもリザーブが交替しても同じようにゲームプランをこなす。
しばらくは東福岡が日本の高校ラグビーを牽引して行く事は間違いない。



またこの東福岡は県予選において筑紫高校と接戦の末に花園出場を成し遂げている。
もし、2校が福岡から出場していたら間違いなくベスト4には両校は入っていたと想像出来る。
福岡の中学校は日本ラグビー界の宝庫だ!福岡出身の選手が佐賀工業大分舞鶴などにも入学する。



監督は法政の後輩だ。家族を連れてニュージーランドに数年勉強に行って来た。今それが生きているのかもしれない。
選手も明るい。ラグビー部経営がその時の経験が生きているのだろう。
30年程前に東福岡のグランドに行った事がある。彼が監督に就任したばっかりだった。だだっ広い乾いたグランドで挨拶を頂いた事がある。
秋田国体でオール福岡の監督で来ていた時、息子の花鳥風月でラグビー談義をした。凄いチームを作ったものだ。高校ラグビーに谷崎時代が来ている。


明日の決勝戦は東福岡に対し、桐蔭がどのように戦うか?接点での優劣、また如何に前でデフェンスが出来るかが鍵だ。
東福岡が敗れる事があるとすれば理想のラグビーの表現にこだわった時のリスク突かれた時だ。
明日は目が離せない一戦になりそう!
東福岡から4名の選手が法政に入る。頑張って欲しい。