感動実話『奇跡のりんご』

【(2013年6月14日 読売新聞)から抜粋】

 リンゴの木は病害虫に弱く、年に何回も、決まった時期に決まった農薬を使わなくてはならないという。だが、絶対不可能と言われた無農薬栽培に取り組む農家がいた。

 青森県弘前市のリンゴ農家、木村秋則である。妻の体調悪化の原因が農薬であることから、無農薬栽培を決意する。

 1975年から11年にわたる壮絶な苦闘の実話である。木村役の阿部サダヲ=写真右=は、初めは明るく笑いを振りまく。ところが、農薬代わりにさまざまな材料を試しては失敗の連続。周りから奇異の目で見られて孤立し、親友からも見放される。阿部の表情は次第に変化し、これまでの役柄では見られなかったような狂気の相を帯びてくる。出稼ぎで得た金が入ったかばんを奪われる場面など心が痛む。追い込まれて自殺まで考えた木村は、農薬なしで自生する山中の木を見て、大きなヒントをつかむ。

 文句も言わずに木村を支える妻役の菅野美穂は、その芯の強さと限りない優しさを、笑顔に込めて演じきった。消しゴムさえ買えない生活をじっと耐える3人の娘たちもいじらしい。




沢山の教えを頂いた。ひとつの事に取り込む素晴らしさ、覚悟の大切さ、家族の支え、そしてチャレンジは無駄にならない!

『やって失敗したら常識を変えれば良い』と言う言葉が頭に残っている。

成功するまでやり続ける事が成功の秘訣かも!

失敗の中に成功のエキスが沢山含まれている。

と言う事は僕にも失敗のエキスが沢山あるはずなのだが、、、。????



また、価値ある愛とは真っ正面から取り組むべきものである事を再度教えられた。




僕にとって『夕日の三丁目』以来の号泣映画だった。

もう一度見にいきたい!