少ない言葉で多くを語っていた知覧

旅から帰って一週間になろうとしている。
毎日が早い!



最近、映画に凝っている。
劇場で観る映画は迫力があり、また集中して観れる。



1週間で4本の映画に感動した。



特に『東京家族』、遠くで暮らす家族や親子の関係、年老いて行く年齢について考えさせられた。



息子の彼女とのなれそめを聞いていた時に母が『幸せじゃったろう』と言ったひと言が多くの言葉を語っていた。『息子の成長を確認した嬉しさ』『息子の将来の幸福』『心配してた息子への安心』など、、、。




また、今回の旅で知覧の平和記念館で、沢山の文面と出会った。

その中で忘れられない短い文面があった。



父がたったひと言『死んで来い』!


今でもこの言葉を見ると涙が溢れる。



如何にあの時代であっても死んで欲しいなんて思う親はいない。いるはずがない!



死にいく息子を勇気つける意味もあったろう!立派に死んでこい!と、、、。



でも、国や残された日本人の為に大事な大事な宝である自分の息子を捧げているのだ!



帰って来て欲しい!行かないで欲しい!生きていて欲しい!という本音が『死んで来い』というひと言を何重にも包みこんでいる。