世代交替

『世代交替』という言葉がマスメデアで話題になっている。
我々世代にとってはあまり快く聞こえない。
どちらかと言えば耳障りな言葉だ。


しかし、この世代交替に拍車をかけなければ日本はマイナススパイラルから脱皮出来ないように思う。
僕の持論ではあるが人間社会にはいろんな社会組織があるが中心に成るべき世代は40代だと思っている。
なぜならば40代はバランスのとれた世代なのである。
子供を育て、企業でも荒波にもまれ、人の痛みを知り、感性があり、価値観が世の中の中心にある世代だ。そして何よりも夢実行エネルギーをもっている。


組織は40代がメーンになって存在感を見せなければ衰退を辿るのだ。
我々団塊世代は権力や人脈を持っているが感性が衰え、価値観がどうしても過去の経験に影響され、新しい価値観を吸収出来ない事が多い。


政治の世界でもこの現象が如実に現れている。
日本の二大政党である民主と自民の権力の中枢にいる世代、即ち戦前、戦中生まれが各政党の支持率を大きく下がる原因になっている。


世の中を改革して来たのはいつでも若い世代なのだ。
若い人材を登用し、彼等に存在感を与えるのが我々世代の仕事であるような気がする。


弱気な今日この頃です。